番外編 〜 独断と偏見のお勧めの宿

安宿。安い!! の一言


Da Gama's Inn @ Malindi
97年2月(2泊)



マリンディはインド洋に面したケニアのリゾートです(いちおう)。そのマリンディのリゾートっぽいあたりとは逆の方向の海沿いの道に面してDa Gama’s Innはあります。その道の向こうは果てしなく広がる大海原インド洋! いやあ絶景です! その海岸沿いの道も湘南なんぞとは違いほとんど車もとおらず、たまに人がポツリポツリと歩いているだけ。ちなみにこの”Da Gama”というのはあのバスコ・ダ・ガマのことです。そのバスコ・ダ・ガマがヨーロッパから喜望峰をまわってアフリカの東海岸を北上する途中にここマリンディやモンバサに寄ったそうです。

モンバサもナイロビもそうですがケニアはバス降りてもホテルの客引きの寄ってこない国です。モンバサから3時間ほど満員バスに乗ってマリンディに着き、降りたところで客引きがドオーッと寄ってきてくれることを期待したのですがハズレ! べつにだれも寄ってきまへん。しょうがないから「歩き方」でめぼしをつけておいたDa Gama’s Innへ歩いて向かいました。

カウンターの兄ちゃんに聞くと800シリングなどとケニアに来てこのかた聞いたこともないような金額を言うので値切り交渉に。だいたいナイロビを朝出てモンバサに夕方着くバスですら400シリングなのですから...。ちなみにこの800シリングというのは朝食付きの値段。そのへんの食堂で食べれば100シリングも出せば十分食べられるのに、いったいどんな豪勢な朝食がついているのでしょうか? 400シリングの豪勢な朝食もヒジョーに興味ありましたが(イヤミ、です(((笑))))朝食抜きで半額の400シリングで交渉成立! 見たところでは他に誰も泊まっていないみたいでしたから粘ったらもっと安くなっていたかも...。でも2階で海が目の前に見える部屋だったので満足マンゾク。

アフリカの安宿というと「えぇぇぇぇ〜っ!!!」とか言われそうですが意外と普通ですよ。シーツもちゃんと洗ってあって真っ白ですし、虫もそんなにいません(たまに床をなんか見たことない虫が歩いてますが...)し。でも夜になったら電気消されたり、シャワーが夜のひとときしかお湯にならず基本的には水、というところがアフリカの安宿です。でも考えてみたらアジアでもこんなところあるなぁ....。とにかく夜中にトイレに行くときは真っ暗闇で手探り状態でした。







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