番外編 〜 独断と偏見のお勧めの宿

高級・一流。しばしリッチな気分に。



台北老爺大酒店
98年10月(2泊)


名前だけ見ると今にも倒れそうなヨボヨボ・ホテルだが、JALワールド・ホテルズのひとつでもある一流ホテルである。JAL系なのでレセプションからエレベーターからもう日本人旅行者だらけだし、レセプションでも日本語が通じる。羽田〜那覇〜台北がすべてJALまたはJAAだったので、そんな一流ホテルに大ディスカウントの税サ込み4620元で泊まれたというわけである。出来れば泊まりたくないようなそんな名前の台北老爺大酒店も英語でいうと「ホテル・ロイヤル・タイペイ」!  「ロイヤル」「老爺」になるところに中国語の音のおもしろさを感じますです。

部屋に入ってでっかいダブル・ベッドに大の字になってひっくり返っていると「コンコン」とドアをたたく音。何かと思ってドアを開けると、ホテルの兄ちゃんがフルーツ・バスケットを持って立っている!! おぉぉ、うわさには聞いたことがあるがこれがフルーツ・サービスというやつかぁ。従業員もみんな愛想のいいこと。台湾は安宿のおじさん・おばちゃんも愛想は決して悪くないどころか全然よいが、このホテルの愛想のよさは欧米や日本の一流ホテルでお目にかかるような愛想の良さ。洗練されたマナーとでも言うべきか?

ベッドも出かけりゃ、お風呂もでっかい! 部屋のドアをあけてベッドのある部屋(ヘンな言い方ですが)に入るところにまたドアがあるというくらい部屋もひろいの。スイートとは言わないまでも、1室ではなく1.3室くらいという感じ。このクラスのホテルの常としてプールもある。が、残念ながらOpenしているのは9月まで。地下には小さいながらもShopがいくつか入っていて、前記のプール(屋上にある!)のすぐ横にはこれまた小さいながらもアスレチック・ジムもある。ホテル全体としては例えばレストランもたくさん入っているわけではないし、部屋屋数も決して多くはなく、規模もこじんまりとしている。ホテルのまわりは食堂らしきものはほとんどないが、ちょっと歩いて南京路の方や林森北路のあたりまで行くと台湾的食堂もいろいろあるので問題なし。

ホテル全体としてはそんな適度なサイズで部屋は広いし(私の泊まった部屋が偶然広かっただけかも...)すごしやすいいいホテルですなぁ。

その他詳細は、台北老爺大酒店のホームページを参照ください。





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