フォート・ジーザス

フォート・ジーザス@モンバサ


ケニアの海辺は暑かった・・・マリンディ&モンバサ


ケニアの海辺は暑かった、と言うと「アフリカなんだから当たり前!」とかよく言われます。ホント。

でもナイロビからマリンディやモンバサなどのインド洋に面した土地へ行くと「ケニアも結構暑い!」などといかにも当然のことを考えてしまいます。なぜか? ナイロビって涼しいんですよ、これが意外に。標高が1700mくらいあるらしく、日本の長野あたりの高原並みの高さです。こりゃ涼しいわけだ。安宿に泊まるとクーラーどころか扇風機もありません。それでも「ちょっと暑いなあ...」くらいで済むような土地なのです。
そのナイロビからモンバサまではバスで結構すごいスピードで殆ど走りっぱなしで8時間ほどです。標高が1700mも違うのでだんだん暑くなってくるのがわかります。ここまで来るといわゆる”アフリカの暑さ”がしっかり味わえます。真っ昼間の日なたなんか40度近くあるのではないでしょうか? 思わずモンバサのハードロック・カフェで涼んでしまいました。クーラーがガンガンに効いているところってそこくらいしか見つからなかったので....。

モンバサからマリンディまではバスで3時間ほど。モンバサはまだそれなりの町でしたが、マリンディあたりまで来るとさすがに建物も2階建てが最高で、舗装されていない道も多くなり、日本人が想像するアフリカのイメージになってきます。日本人らしいのにも出会わなくなります。ちなみにマリンディとモンバサで出会った日本人は3人。モンバサの町中歩いていた男女1組とモンバサからマリンディのバスの中で出会った若いお兄ちゃんだけでした。ところでそのお兄ちゃん、途中の小さな村で降りたのですが一体どこに行ったのでしょう?

マリンディでは押売りならぬ「押買い」に出会いました。海辺の土産物屋の兄ちゃんと話していたら私のTシャツを指差して「そのTシャツ売らないか?」というのです。私は「?!....コレ?」。売ってもいいけどそんなに枚数持ってきてないから着るものがなくなるかもしれん、ということでやめておきましたが。あとで考えたらそんなたいしたTシャツでもなかったので一枚くらい話のタネに売ってもよかったかもしれない、と思いました。でも一体いくらで買ってくれるつもりだったのでしょ? 聞いておけばよかった。その後ブラブラしているといかにも「中古」という感じのTシャツを売っている露店をよく見かけました。

宿はDa Gama’s Inn、つまり「ダ・ガマの宿」です。この「ダ・ガマ」はもちろんあのバスコ・ダ・ガマのこと。バスコ・ダ・ガマが喜望峰からインドへ向かう途中にモンバサに立ち寄った関係上、バスコ・ダ・ガマ記念碑だとかバスコ・ダ・ガマ・クロスだとかいろいろゆかりのものがあります。が、この宿はもちろんそのころには影も形もありませんでした。ここの宿、最初値段を聞くと800Ksh(朝食付き)だとふざけたことをいうので半分くらいまで落としてやろうとしたのですが、100Kshくらいしか安くしないのです。でも800Kshというのは朝食付きの値段だったので朝食抜きで400Kshまでなんとか値切りました。朝食が400Kshもするわけがない(というか400Kshあれば1日3食充分食える!)ので、泊りだけで400Kshならこっちの勝ち、かも。しかも宿はガラガラだったので、窓をあければインド洋が一望のOcean Viewの部屋をGETしましたし。よかったよかった。道一本向こうはインド洋で場所はいいし、周りは静か、どころか夜は真っ暗闇になりますが、いい宿です。




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