アンボセリ
アンボセリ国立公園


サファリ!!サファリ!!・・・アンボセリ国立公園


別に特にサファリ・ツアーに行きたかったわけではないのです。せっかくタンザニアとならぶ「野生の王国」に来たんだから行かないのも何だなぁ...という感じ。さぁてどこに行こう...と思っている間もなく声がかかるかかる! ナイロビの町中をブラブラしているともううるさいくらい、5分に1回、いや3分に1回は「Safari?」「Safari?」。日本人と見るとすぐ「Safari?」。
サファリの客引きの兄ちゃんに聞いてみたら日本人はみんな象やシマウマ見に行くらしいのです。どうりで空港であんなにいた日本人が町中に来ると全然見かけなくなるわけです。声かけてきた客引きの兄ちゃんのうち安全そうなのをテキトーに選んでツアーに申し込みました。オフィスも大きなホテルの1階にあったのでとりあえずは安心。ロッジではなくテントに泊まるキャンピング・ツアーの方が安かったのですが、どうせサファリ・ツアー以外の他のところはろくな宿に泊まらないのは分かりきっていたので、この際奮発してナイロビから飛行機で飛んでロッジ宿泊の「1泊2日アンボセリ国立公園サファリ・ツアー!」に申し込んだのでした。たしかUS$400近くしたような気が...。2人か3人なら一人あたりはもっと安くなるそうです。

てなわけでアンボセリ国立公園へ!
高いお金払っただけあってロッジは豪勢でした。部屋はダブルを一人で使うので異常に広く、ベットなんかはどこの高貴なお方が寝るのかと思うような天蓋&カーテン付き。野原の真ん中なのに一流ホテルのようなシャワーとトイレで、タオルも石鹸もちゃんとあり、お湯もジャンジャン出ます。ナイロビの宿は水シャワーでしかも一日中いつでも出るというわけではなかったのでカンドーものです。上の写真はそのロッジの前から撮ったものです。外にはロッキング・チェアがあり、よく外国映画でアフリカのサバンナを眺めながらロッキング・チェアに揺られて本を読む、というシーンがありますがちょうどあんな感じです。うぅぅむ、極楽じゃぁ。ゴハンもレストランでバイキング・スタイルでいろんなものがあります。

ところで本題のサファリ・ツアーのはなし。
わたしについてくれたのはウィリアムという兄ちゃんでした。ふつう7〜8人のグループに1人ガイド兼ドライバーが付くのですがなぜか1対1の超VIP待遇!
サファリ・ツアーは着いた日の午後と翌日の午前中にそれぞれ1回、各1時間半から2時間くらいです。その2回の違いは出かける方面が違うだけです。アンボセリは他の国立公園と違い大きな木が少なく草原なので、他所では木や草に隠れてしまう小さな動物もよく見えるそうです。小さい名前のよく分からない(ウィリアムはいちいち教えてくれたのですが覚えられなくて....ゴメン m(_ _)m )動物は別として、一番よく見かけたのはシマウマ。その次がキリン、ゾウ。キリンもマサイ・キリンとなんとかキリンとなんとかキリンの3種類がいる、と言われたのですがこれまた忘れました。よく写真とかで見かけるライオンなどはなかなかお目にかかれないそうで、一度カバを見かけましたが、それだけでもウィリアムは「初めて来てカバを見られるとはあなたはHappyだ!」と言っていました。
アンボセリ国立公園はタンザニア国境近くのケニアの南端にあるので、タンザニア領にあるキリマンジャロをバックになかなかいい写真を撮れるポイントがたくさんあります。キリマンジャロをバックにアフリカ・ゾウの群れ、なんてのも撮れます。

それから、オブザベーション・ヒルという丘があり、ふつう国立公園の保護区域内は車から降りてはいけないのですが、この丘は例外で歩いて上ることが出来ます。丘とは言っても数十mしかないのですぐ登れて、丘の周りは平らなのでアンボセリの国立公園全体を見渡すことができる絶景ポイントです。

[もうひとつのサファリ・ツアー ナイロビ国立公園]
アンボセリとは別にナイロビ国立にも行きました。
もう明日は帰るという日にヒルトン・ホテルのロビーでブラブラしていたらホテルのベル・ボーイ(ボーイというほど若くはなかったけど)が「ナイロビ・ナショナル・パークへ行くツアーなんかどうだ?」というので、どうせヒマだったしその場で「OK!」。
こちらはナイロビから日帰り(とは言ってもナイロビの町外れにあるので30分ほどですが)で半日コースでUS$60。でも大都会ナイロビのすぐそばにあんな国立公園があるとは驚きです。空港から町に向かうときも道からキリンが歩いているのが見えたりしましたが...。




[India][Nairobi][Mombasa&Malindi]

旅程表:宿値段付き

ケニア&インドTOP PAGE

TRAVEL TOP PAGE