そうだ 伊勢、行こう。〜 伊勢
 ■2006/12/08(Fri)-10(Sun)■ 

伊勢は一日中雨で、雨中のお伊勢さん参りとなった。
「お伊勢さん参り」の作法は外宮→内宮の順にお参りするのが作法らしい。どちらかひとつとなると内宮にするらしいが、「片参り」と言ってあまりよろしくないとのこと。
ちなみに外宮・内宮をまとめた伊勢神宮の正式名称は「神宮」であり、「神宮」といえば伊勢神宮以外の何者でもない、というなんとも恐れ多いはなしである。

 作法どおり外宮から。

寂しい外宮


下々のものはここから中へ入れない。

「外宮」「げぐう」である。「がいぐう」ではない。「そんなん誰でも知ってるわ!!」と思うかもしれませんが、いるんですよたまに。東京のほうでは「がいぐう」とか読む人が(笑)
しかし、関西人でも内宮の読み方はほとんどの人が知らない(私も知りませなんだ(^^ゞ)。「ないう」ではなく「ないう」である。変換するときも「ないくう、変換」としないと出ない。
マイクロソフト、なかなかやるゾ。

外宮の正式名称は「豊受大神宮」といい、豊受大御神を祀っている。豊受大御神って誰やねん?となるが、天照大御神のお食事を司る神、らしい。(ガイドブックで勉強しましたv(^^))

朝一番速攻で行ったので人がほとんどいなかった(左写真)。しばらくぶらぶらして帰りには参拝客がいた(とは言っても、観光地としてはかなり少なかったが)ので、朝はこんなものなのだろう。
人も少なく静かで、さらに雨のせいか、なかなか風情がありました(^^ゞ


伊勢神宮は神宮式年遷宮といって20年ごとに場所を隣に移して立て替えているので、建築方式(唯一神明造)は伊勢神宮独特(らしい)の伝統ある方式だがモノ自体はほぼ現代建築である。
右の写真は御守り売り場なので、完全な現代建築(笑)


御守り売り場。


 伊勢の名物「赤福本店」とおかげ横丁

赤福本店

内宮の近くの「おはらい町」は江戸時代のお伊勢さん参りの時代からの、いわゆる「表参道」である。

そのど真ん中にあるのが、「赤福本店」。
うぅぅぅぅむ、創業300年の老舗の風格が漂う。
しかも、「赤福餅」のみのほとんど単独商品でやっていっているところも驚異である。

そうは言っても、うちの近所でいくらでも売っている(自慢(笑)ので、お土産には買いませなんだが(^^ゞ


そのおはらい町の一角の「おかげ横丁」は
「江戸末期から明治初期の風情をテーマに、伊勢路の代表的な建築物を移築、再現」
した地域、とおかげ横丁ウェブサイトにある(笑)

おかげ横丁。午前中は人もまばら。

ようは単なるお土産・お食事屋さん街ではあるが、これがぶらぶら歩いているとなかなか楽しい。
雨降っていて寒いので、あっちこっちの店に入ったり(ほとんど買わず単なるひやかし(^^ゞ)、
伊勢海老天丼食ったりして、滞在時間はかなり長かったかも。


 内宮は人だかり。

伊勢神宮といえば、やはり内宮か?  
内宮に祀られているのは天照大御神。
考えてみると、伊勢神宮と言ったときよく見かけるのは内宮の正殿前の階段の写真(右の写真)である。五十鈴川も内宮の横を流れる。その五十鈴川にかかる宇治橋も写真でよく見かけるもの(下の写真)
周辺の土産物店も内宮のほうが断然多く盛り上がっている。外宮のまわりはふつうの市街地(???)

   

内宮正宮前。

宇治橋鳥居。


内宮も外宮同様神宮式年遷宮で20年に一度建替え、場所を隣に移す。ただ内宮の場合は内宮の神殿だけではなく、五十鈴川にかかるその宇治橋も架け替えるそうな。
なんともご苦労なことというかなんというか。。。

なお、次回の式年遷宮は平成25年である。
 


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