ヘルシンキ駅
とにかく一度行ってみたかった・・・ヘルシンキ
元オーケストラ・プレイヤーの私にとって北欧といえばフィンランド。フィンランドといえばシベリウス。そして何はともあれまずヘルシンキなのです。でも観光客的に考えるとヘルシンキって特に何があるというわけでもないのです。ヘルシンキ大聖堂、ウスペンスキー寺院、オリンピック・スタジアムなどなど。それからシベリウスのモニュメントのあるシベリウス公園。あとで考えてみると目的はこのシベリウス公園と町中ブラブラだけだったような気がします。 行った季節は5月から6月、にもかかわらず寒い....。上着なしではやってられまへん。日本の3月と同じくらい。ところがフィンランドは北半分はほとんど北極圏に入っているようなところにあり、いわゆる「白夜」が体験できます。ヘルシンキでも夜の11時くらいまでは明るく、夜歩きも安全(?)っぽいです。いったん宿に戻ってそれからゴハンを食べに出かけて帰ってきてからもまだ夕方みたいな感じです。ところが時計を見るともう10時、ということになります。北欧では大人はちゃんと時計を見て生活しているので大丈夫なのですが、小さい子どもが夏は日がなかなか暮れないのでついつい遊びすぎて寝不足になってしまう、という話を聞きました。 ヘルシンキの町というのは日本人が「ヨーロッパ」と聞いて思い浮かべる風景とはちょっと違います。ヨーロッパというとドイツやフランス、イギリスのような中世の雰囲気の残る童話や物語の風景を思い浮かべてしまいますが、ヘルシンキはそういうところはあまりなく、歴史や伝統を感じさせるものもそんなにありません。どちらかといえばヨーロッパというよりロシアに近い雰囲気があります(ロシアほどセンスは悪くないですが)。かつてロシア領だった時代もあるのでそのころの名残でしょうか。 買わない手はない”ヘルシンキ・カード” このカードについては「歩き方」をはじめたいていのガイド・ブックには載っているでしょう。 24時間券、48時間券、72時間券の3種類があり、ホテル・YH・デパート・土産物屋などどこでも売っていて、ガイドブックと市内地図もいっしょにくれます。 市内バス・市電・地下鉄乗り放題、ガイド付き半日市内観光、博物館やデパート、レストランで割引になったりプレゼントがもらえたり、その他いろいろ特典があり、ゼッタイ!!元がとれるお得なカードです。我々外国人旅行者にとっては電車・バス乗り放題というのが大きいです。いちいち切符を買う手間がはぶけるし、乗り間違えても「まっ、いいか」ってなふうになります。 お勧めですよ。 |
ROVANIEMI / SILJA LINE
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