シリア・シンフォニー.シリア・ライン


一晩だけの豪華客船の旅・・・シリア・ライン


生まれてはじめてこんなスゴイ船に乗りました!! しかもフィンランド→スウェーデンの国際航路!
でもたった一晩....夕方6時にヘルシンキを出て、翌朝8時にはストックホルムに着いてしまいます。乗ったのは上の写真のシリア・シンフォニーという船です。シリア・ラインには「シリアなんとか」という名前がつけられていて、もう一隻シリア・セレナーデという船とこのシリア・シンフォニーがヘルシンキ&ストックホルム間を毎日往復しています。

ちなみに船内のパンフレットによると、
○建造 1991年
○長さ 203m
○幅 31.5m
○排水量 58400トン
○乗客数 2980人
○部屋数 985部屋

とのこと。タイタニック並みです。12階建で、真ん中は吹き抜けになっています。一番安いクラス(C4、4人部屋)で210FIM、約5400円! 場所はその12階建ての2階で車を積み込むところよりも下でした。氷山にぶつかりでもしたらゼッタイ死んでました。でも一番安いといってもトイレもシャワーもちゃんと部屋の中にありますし、普通の日本のビジネス・ホテル並みではあります。レストランは夕・朝ともBuffet(北欧で言うところのスモーガス・ボード、日本で言うバイキング)にしましたが、夕食が90FIM、朝食が36FIM。船そのものの値段は安いのですが、ゴハンの値段は普通の北欧値段でした。
船の中には一体いくつレストランがあるのか、と思うほどあります。その他、バー、サウナ、土産物屋さん。それから国際航路なので免税店もありますが、これがデッカイ!! ヘタな空港の免税店よりよほどデッカイです。

チケットは乗る数日前にフェリー・ターミナルで買ったのですが、料金を聞いたときにまず希望のクラスを聞かれるのではなく、いきなり窓口のお姉ちゃんに「一番安いのは210FIM!」と言われたのには参りました。たしかに聞きたかったのは一番下のクラスの料金だったのですが、こっちが聞きもしないのにいちきなり向こうから先に言われると、「そんなに貧乏ったらしくみえるのかなぁ??」と思ってしまいました。

無審査入国???
そうこうしているうちに船は無事ストックホルムについたのであります。バックパック担いで矢印の方へどんどん歩いていくとそのうち船から出てしまい、タラップみたいのを降りてとうとう外に出てしまったのです。目の前はバス停。そうなのです。入国審査がないのです。ダイジョーブかなぁ?? これでいいのかなぁ....。とか思ってもないものはナイ!
ヘルシンキで船に乗るときのフィンランドの出国審査がスウェーデンの入国審査を兼ねている、というはなしもその後聞きましたが、そんないいかげんなのでいいんでしょうかねぇ?







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旅程表:宿値段付き

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