Noumea その1




ヌメア(Noumea)はニューカレドニアの首都(というのか?)で、成田空港〜ヌメア・トントゥータ国際空港間はエア・カランで、約8時間である。トントゥータ国際空港はのんびりした空港で、飛行機のタラップを降りてターミナルまでは徒歩、イミグレも飛行機が着いたときだけ開けるという感じで、入国後トイレに行ってから戻ってきてみるとイミグレの係員はもうだれもいなかった(゚o゚)。

エア・カラン@トントゥータ国際空港空港からのバスもツアー以外(ほとんどがツアー客)は基本的に事前予約制である。しかしその事前予約したバスに乗れなかった場合も、予約制のバスと同じ料金(2,500CFP)で「パッケージツアー客が乗っているバスに便乗させてもらうことが出来る」(『●き方:ニューカレドニア、バヌアツ編)』というおおらかな土地である。

私も予約したバスが見つからなかったので、●シフィック・ツアー様のバスに乗っけてもらいまひた(^^ゞ

ニューカレドニアというと『天国にいちばん近い島』(名著です。泣けます。でも絶版中)のせいか、「島」というイメージがあるが、ハワイやグァムなどは足元にも及ばないようなデカイ島で、なんとその面積たるや四国とほぼ同じ(!)。しかし、その四国並の島に人口はわずか20万人、おまけにそのうちの約4割が首都ヌメアに集中している。

また、「ニューカレドニア(本島)=天国にいちばん近い島」と思われがちだが、正確に言うと「ニューカレドニアの離島、ウベア島=天国にいちばん近い島」というところがミソであり、「通の知識」である(なんじゃソレ?)。椰子の木   

ニューカレドニアの観光ポイントとしては本島以外には、離島のイル・デ・パン(Ile de pain、パン=Painなので、「松の島」?)、リフー島(Ile Lifou)、マレ島(Ile Mare)、アメデ灯台(Phare Amedee、灯台といっても、灯台島である)、それから”天国にいちばん近い島”ウベア島(Ile Ouvea)がある。

そこで、3日ほどヌメアでブラブラして(文字通りブラブラしただけ)、それらの離島のうちからウベア島とリフー島に行くことにした。行程としては、ヌメア→ウベア島(2泊)→リフー島(2泊)→ヌメアという三角形である。
偶然というべきか宿の前に観光局があり、ロイヤリティ諸島観光局がありガラスに「離島への移動手段、宿泊の手配します」とあった。

中に入り、パソコンたたいているおばちゃんにウベア島とリフー島とへの移動&宿泊の手配を頼むと、「飛行機のチケットは持ってますか?」。
「???、手配を頼みたいのですが...」と言うと、移動の手配はそこではやってなくて、町中のエアー・カレドニー(国内線)のオフィスへ行ってくれと懇切丁寧に地図を引っ張り出して、オフィスの場所を教えてくれる。宿の手配もエア・チケット持っている人にしかしておらぬそうな。

セント・ジョセフ大聖堂どうせヒマだからと、エアー・カレドニー(セント・ジョセフ大聖堂(左の写真)の向側にある)へ行くと、これまた対応は丁寧である。
宿の情報も30,000CFP以上するものから、下は3,000CFPくらいまで選り取り見取りで、イヤな顔ひとつせずに「あれはどう? これはどう?」といろいろ出してくれるし、飛行機の時間もあれやこれやといろいろ探してくれる。もちろん現地での空港〜宿のトランスファーもの手配も同時に可。

ニューカレドニアでは、かくのごとく航空会社(エアー・カレドニー)が旅行代理店的機能も持っているらしい。


ニューカレドニア・マラソンニューカレドニアに朝っぱら到着すると、いきなり「ニューカレドニア・マラソン」だった。(→)

マラソン関係者の間では結構メジャーな大会らしく、日本からも参加していた。
 



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 背景写真はヌメアのマーシャル・フォッシュ通り(ニューカレドニア博物館の前あたり)