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エジンバラからオクセンホルム・レイク・ディストリクト間の列車で、スコットランド人のじいちゃんばぁちゃん夫婦と席が隣、というか正確には4人掛の席で向かい合わせになった。英国人ではなくスコットランド人というところがミソである。
話によると、夫婦揃って大学の先生をしていたが、すでにリタイアしたとのこと。じいちゃんのほうはゲール語(つまりスコットランド語)の先生だったらしい。
このじいちゃん、例のこんなタータンとバッグパイプスカートを穿いていた。土産物屋や観光地でそんなかっこは見かけるが、日常着として見たのは初めてでビックリ(゚o゚)
で、途中のカーライルの駅に停まったとき、「このカーライルはスコットランドなんじゃよ(注)。1000年前はな。ワッハハハハハ!!」とか、「Fish&ChipsのFishもスコットランドとイングラントでは違う(キッパリ)。イングランドはCod(タラ)じゃが、スコットランドのはXXXX(聞き取れませんでした。スンマセン...)なんじゃ」とのたまう。
(注:今はカーライル以南がイングランド)

かくのごとく「誇り高きスコットランド人」を、目の当たりにしたのである。

おまけに、元大学の先生だからかどうかさすがに日本のことも良く知っていて、「スコットランドはイングランドに負けた。だが日本は元に攻められ、2度も撃退した。たいしたもんだ!!」とか。
7〜800年前のことをつい昨日のことのように言われると、どうも調子が狂うゾ(笑)





ウィンダミア駅     ウィンダミア駅ホーム

終点ウィンダミア駅。この駅で降りたのは5〜6人...だったかな?

エジンバラ・ウェーバリー駅→オクセンホルム・レイク・ディストリクト駅→ウィンダミア駅、と乗り継いで到着。
2等車で30ポンド50ペンス(約5,800円)也。






ボウネスのウィンダミア湖畔。

この写真の左手の方は、ウィンダミア湖の遊覧船乗場になっていて結構盛りあがっているが、こちらはこの寒さではボートを借りる人もいない。
ウィンダミア湖





グラスミア

グラスミア。詩人ワーズワースの住んでいた村で、右の写真の教会に墓地がある。

天気は当然と言うべきか雨(笑)
しかも、ザァ〜っと降るタイプのものではなく、降ってはやみ、また降りだす、といった1日中だらだらと降る、まさに「英国スタイル」の雨。しかし、下手に晴れるより風情あり。







グラスミアのNational Trust Shop。

National Trustというのは、「自然を守るなら、その地域を丸ごと買って自分たちのものにしてしまって、手を出せないようにすればいい」という考え&団体である。

手っ取り早く乱暴な表現をするとそんな感じになる(^^ゞ

これはそんな(?)National Trustが作った、石鹸やら香水やら、文房具やらを売っている店である。
The National Trast Shop





切符売場     機関車

ウィンダミア湖を渡ってHaverthwaiteまで蒸気機関車に乗りに行った。蒸気機関車に乗るのは記憶のある限りでは、生まれて初めて(!!)。船と機関車のセットで往復10ポンド50ペンス(約2,000円)。
しかし乗ってみると、当たり前だが電気機関車等と全く変わらない。やはり、蒸気機関車は乗るのではなく、見るに限る。
ただし、客車ではなく機関車そのものに乗れるなら話は別(^^)

さらに、終点(上の左の写真がその切符売場窓口)にとくになにがあるわけでもなく、駅のレストランでゴハン食べて帰ってくるだけ(笑)。




ウィンダミア湖遊覧船のパンフレットと、<BR>遊覧船+蒸気機関車セット・チケット

ウィンダミア湖遊覧船のパンフレットと、
遊覧船+蒸気機関車セット・チケット




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