町もデカいが、公園も博物館も美術館もデカすぎ(写真はメトロポリタン美術館)



■町もデカいが、公園も博物館も美術館もデカすぎ■

前回'93年のニューヨーク上陸時の敗因は「ニューヨークのサイズを舐めていた」という点だった。3泊とはいえ、実質2.0日でBig Appleを制覇しようというのだから無謀な話である。事実その時に行ったところといえば、近代美術館(MOMA)、エンパイア・ステート・ビル、自由の女神、チャイナ・タウンだけ。セントラル・パークと5番街は文字通り「通りぬけ」だった。しかし考えようによっては、ツアーで行くようなところは押さえた、というべきか?

まずはセントラル・パークのホントのサイズが誤算であった。前回はWestsideからEastsideへ「通りぬけ」ただけだった。
今回はニューヨーク到着の翌日、まだビンビンの時差ボケ頭でセントラル・パークへ向かう。おまけにこの日は異常に暑かった(7月だからあたりまえか???)。交通機関はもちろんメトロ、地下鉄だが、ニューヨークの地下鉄は車内は冷房がきいているが駅には冷房は無い。蒸し風呂状態である。
コロンバス・サークル駅で降りてセントラル・パークへ。なんのことはない。ふつうの公園にすぎない。と、どんどん歩いていく。観光用の馬車に乗った観光客たち、上半身裸で音楽聞きながらローラーブレードで走る兄ちゃん、高そうなお犬様をひいて(引かれて?)あるく老夫婦。
うぅぅぅむ、絵に描いたようなニューヨークである(笑)Central Park 

そんなこんなでキョロキョロしながら歩いていくが、行けども行けども緑の公園は終わらない。
そりゃそうだ。広さは約340万u、南北4Km東西0.8Km。暑いし飽きてきたのでThe Lakeの手前の噴水の所で休憩し、あえなくセントラル・パークから退散したのであった。



【アメリカ自然史博物館】
で、アメリカ自然史博物館。こりゃあ、デッカイです。入るといきなり天井にシロナガスクジラがぶら下がっていたが、その巨大な空間をもつ部屋ですら博物館のほんの一部(ガイドブックの図面で見ると、1/10もない)にすぎない。恐るべし...。
博物館とはいえ、この手の動物の標本&恐竜の化石系の博物館の常としてガキが走りまわってうるさい...(ーー;)。しかし、英語のよくわからない我々ガイジンにしてみると、「見てわかる」この手の博物館は非常に便利である。

  トリケラトプスとマンモス(?)   アメリカ自然史博物館 アメリカ自然史博物館公式Web site


【メトロポリタン美術館】
ここは前回の訪ニューヨーク時にシッカリはずした場所である。
”真打ち”として最終日に取っておいたのが失敗だった。メトロポリタン美術館その最終日は月曜日だったのである。当時はまだ未熟モノ(?)だったので、「美術館・博物館は月曜日休館のところが多い」という海外旅行の鉄則を知らなかった。

今回はカンペキである。丸1日をメトロポリタン美術館のために準備した。
米国最大、いや南北アメリカ大陸最大かつメジャーな美術館ということでそれなりの混雑を予想していったが、たいしたことはなかった。さすがはアメリカ人(と、その他欧米人)。故宮博物院(@ベイジン)における人民の殺到(文字どおり「殺」到)とはエライ違いである。皆ゆるりと大人しく行列し、切符を買う順番を待つ。

しかし、ここもやはりデカすぎ(笑)。
ガイドブックにも「この巨大な美術館すべてをまわるのは1日ではとても無理」とある。どうせヒマなのだから順番にのんびり見メトロポリタン美術館内ていくか、とホントにノンビリ観ていたらあっという間に午後になってしまった。「あぁ、イカン」と思いようやく2Fに上がるが、時すでに遅し。よく考えると18〜19世紀ヨーロッパ美術、イスラム・東洋美術など、2Fのほうがメインであった。
というわけで、やっぱり「全てをまわるのは1日ではとても無理」だった。

ま、ニューヨークは逃げるわけでもなし、また来たらいいか(^^ゞ

メトロポリタン美術館公式Web Site





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