釜山(プサン)

関釜フェリーじゃなくて釜関フェリー
−プサン(釜山)−




チャガルチ・シジャン(市場)でひやかしてあるいてたら例によって元気のいいおばさんに声をかけられて、聞いてみたら「ヒラメの刺し身20000ウォン!」。20000ウォンは高いだろ、10000ウォン、と言ったらアッサリと半額になってしまいました。なんじゃソレ。1匹まるごとでごはんと味噌汁も付けてくれて腹いっぱいになったからよしとしましょう。でもその味噌汁はわけのわからん具がたくさん入っていて、味も異常に濃くて、味噌汁といえば味噌汁以外の何ものでもないのですが、なんかちょっと違うような...。
韓国味噌、つまりテンジャンを使った「味噌汁」には違いないのでした。

釜山の郊外にヘウンデ(海雲台)というリゾート地があり、そこで「歩き方」にも載っている 日本にも無い和食 というのを食べました。それは 「刺し身混ぜご飯」! ごはんの上に刺し身がのっているんじゃなくて、なんと最初から混ぜてあり、しかも白身の魚の刺し身。うぅぅぅむ 確かにこれはありそうでない。

釜山からは下関へはフェリー、いわゆる関釜フェリーで帰りました。ふつう我々日本人は関釜フェリーといいいますが、釜山→下関は釜関フェリー(プカン・フェリー?)というようです。なんとなく納得。

チケットが買えないと不法滞在になってしまうので早めに買おうと2日前に買いに行ったところ、窓口のお姉ちゃんいはく「2等Bなら当日で大丈夫」と軽くあしらわれてしまいました。ちなみに2等Bというのは大部屋のザコ寝。乗ってみたらたしかにガラ空きで、なんか旅館の大広間に4〜5人で寝ているような感じ。

そうこうするうちに学生らしい男女の7〜8人のグループが乗り込んできて、話によるとみんな全州大学の学生。みんなそれなりに日本語は話せるのですが、長く話していると疲れてくるのか途中でお互い英語の方が楽なのでたまに英語になってしまい、しばらくするとまた日本語になる、という会話が続きました。日本の入国書類の「目的」の欄に「買い物」と書いてあったのは笑いました。ふつう「観光」とか書かないか? でも直接的な表現が気に入りました。買い物と書いているわりには、日本の物価のはなしをするといちいち目を丸くしているし、テントはじめキャンプ道具一式持っていて泊まるところは大阪市内の地図を見せて「大阪にはキャンプが出来るところがあるのか?」とか聞いてくるし、ふところ具合は大体想像がつきました。船を降りるときに別れてしまったけれど、彼らは来日の目的である「買い物」をちゃんと達成出来たのでしょうか?



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