韓国で温泉・・・ユソンオンチョン(儒城温泉)



韓国にも温泉ありました。オンチョンといいます。
中でもユソンオンチョンは李氏朝鮮の国王も使ったとかいう由緒のある温泉、とのこと。でも実際行ってみると日本人が「温泉」ときいた時に想像する 風情は全くなし。 なんというか、一言でいえば造成中の住宅地。道路は縦横に整然と走り、ちゃんと歩道はあるし、建物も鉄筋コンクリート。ひなびた風情は全く無く、明るく健康的。行き方は大田(テジョン)の駅前からバス。
大田の駅前ロータリーに観光案内所があったのでそこで窓口の2人のお姉さんに、
「ユソンオンチョンに行きたいんですけど、どのバスに乗ればいいんでしょうか?」(英語)
すると2人は顔を見合わせてキョトンとしてそれからこっちを向きなおして、
日本語で「日本人の方ですか?」
いきなり日本語で答えられてガクッときて「はぁ、日本人ですけど....」というとバスの乗り場を丁寧に教えてくれて、メモ用紙に何か書いて「バスに乗ったらコレを運転手に渡してください」とくれました。予想通り「ユソンオンチョンに着いたら教えてあげてください」と書いてあったみたいで運転手がユソンオンチョンのバス停についたら教えてくれました。

バスを降りて道を聞いたおばさんにそのまま連れて行かれてしまった宿には温泉はなかったので、近くの大きなホテルの中の温泉に行きましたが、ここでもまた「露天風呂」などというのは無く、普通のホテルの大浴場。場所はホテルの地下で、お金払えばホテルに泊まっている人でなくても入れます。値段は忘れました。入っている人も日本人と同じ顔してるし、日本のホテルの大浴場と変わらないし、なんかヘン。ここはドコ? 風呂桶もあるし、風呂用いすもある。この違和感のなさも日本占領時代の遺物なのでしょうか?

こんなに デッカイ 風呂に入ったのは久しぶりなので、思わずくつろいでしまいましたが、しばらく入っていてもお湯はそれほど熱くもないのでのぼせることもありませんし。

特に何が有るという町ではありませんし、”オンチョン”に期待しすぎてもよくないですが、日本とさほどかわりばえしない温泉につかってのんびりするには最高の町です。

ちなみに、 ラジウム分を含有するアルカリ泉で神経痛・リューマチ・美肌に効果あり 、とのことです。

以上、韓国での温泉体験でした。

◇◇◇その他の韓国の温泉地◇◇◇

●オニャンオンチョン(温陽温泉)
・国鉄温陽温泉駅
・アルカリ性ラジウム泉。約50℃。皮膚病や神経痛などに効果あり。

●スアンボオンチョン(水安堡温泉)
・東ソウル総合バスターミナルから2時間30分。または忠州市外バスターミナルから20分。




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