済州.済州島
(チェジュ.チェジュド)


ここはハワイ?...少し異議あり・・・済州島


釜山からは夜行フェリーでなんと朝の6時に上陸しました。ヒコーキより全然安いし宿代が一泊分浮きます。船はガラガラ。

済州島(チェジュド)は「韓国のハワイ」だそうです。火山島、温暖な気候、昔は韓国(朝鮮)とは別の独立国、だったなどなどハワイと共通点は多いのですが...う〜む、無理がある。でも、ウラジオストックのことを坂が多いというだけで「東洋のサンフランシスコ」といっていたロシア人にも昔会ったことがありますが、アレよりはだいぶましです。上の写真も海岸沿いの比較的高級ホテルのならぶ大通りなのでワイキキっぽくなくもないです。南の国らしい木も道の両脇には植えられているし、空は真っ青!でもそこで海産物屋のおやじが派手に客の呼び込みをやっているところがやっぱり韓国です。

済州島最大の町は済州(チェジュ)で、海に面しているためプサン同様海産物の料理屋さんがたくさんあります。韓国のその他の土地と違って焼肉屋さんはそれほどありませんが、それでも日本よりは全然おおいです。太刀魚のスープがチェジュ名物だというので食べてみました。カルチグクといい、カルチグイというのが焼太刀魚なので、「カルチ」が「太刀魚」なのでしょう。塩・コショーのスープに太刀魚を10センチくらいにぶった切ったのがそのまま入っているだけ。単純明快な文字どおり「太刀魚のスープ」でした。店はたくさんありますがどこの店も料理も値段も似たりよったりですから、客引きのおやじに声かけられた店に入ってみればよろしいのではないかと思います。むこうから声かけてくれる店は、言葉のわからない外国人にいろいろ世話焼いてくれます。

その他これも釜山同様、水槽の中の魚をコレ!と指差してその場で料理してもらう、という食事法もあります。

台湾もそうでしたが、海はきれいだし、暑いのに海で泳いでいる人が全然いないのもハワイと違う(?)ところです。そのかわりといっては何ですが、島の南側の西帰浦(ソギポ)の近くには大リゾート・ホテルが立ち並び、韓国本土や日本から金持ち観光客がやってきます。そういう人たちは海で泳ぐというより、ゴルフや乗馬をするそうです。沖縄かなんかの高級リゾートみたいにみえます。

見方によってはまんざら韓国のハワイと言えなくも無い...と自分を納得させました。

ぶらぶらあるいていたらこんなの見つけました。
TOKYO HOTEL。
韓国では”TOKYO”はブランドなのでしょう。日本でも「ニューヨーク」だとか「ロンドン」だとかがついたあぶないお店が昔はよくありました。

ちなみに木浦(モッポ)で泊まった旅館は「東京荘旅館」という名前でした。
これは泊まった旅館の窓から見たところ。
「おお、オーシャン・ビュー!!」とか喜んでいたら、チェックインが朝の7時だったからわからなかったのですが、前の大きな道を車がびゅんびゅん走ってうるさいのなんの。おまけにこれも朝は気が付きませんでしたが、道の向こう側は遊園地になってて夕方ころから人が集まってきて、夜は0時過ぎまでドンチャンドンチャンやってて、参った....。



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